チャイルドシートを前向きにできる時期はいつから?

チャイルドシートを前向きにできる時期はいつから?

 

道路交通法により、6歳未満の子供を車に乗せる際、チャイルドシートの着用が義務付けられていることはみなさんご存知だと思いますが、その取り付け方に「前向き」「後ろ向き」の2種類があることを知っていますか?

 

チャイルドシートの種類、「後ろ向き」に取り付けなければならない理由、「前向き」に変わる時期についてまとめてみました。

 

 

チャイルドシートの種類って?

 

チャイルドシートは沢山のメーカーから発売されていて、種類もたくさんありますよね。

 

これらのチャイルドシートは大きく分類すると、乳児用、幼児用、学童用の3つに分ける事ができます。乳児用は新生児〜9ヶ月頃まで(10kg未満)、または新生児〜1歳半頃まで(13kg未満)。幼児用は9ヶ月〜4歳頃まで(9〜18未満)、学童用は3〜12歳頃まで(15〜36kg未満)と、年齢と体重に合わせて選べるようになっています。この中で、乳児用は「後ろ向き」に取り付け、幼児用と学童用は前向きに取り付けます。

 

 

なぜ乳児用は「後ろ向き」に取り付けないといけないの?

 

結論から言うと、事故が起きた時の首にかかる衝撃を分散させるためです。

 

前向きで装着したチャイルドシートに乗り、正面衝突事故に遭った時、乳児の大きな頭(体重の約25%程もあります)は前のめりになり、首に大きな力がかかります。まだ身体が柔らかく、首の筋肉が十分発達していない乳児は衝撃に耐えられず、頸椎部を損傷したり、頭部をぶつけて脳に損傷を受ける可能性が高くなります 。

 

 

その一方、後ろ向きで装着したチャイルドシートの場合、正面衝時に受ける衝撃は、後頭部、また背中や肩などの広範囲で均等に分散して受ける事ができます。これにより、首にかかる負荷を軽減させることができるのです。乳児を事故の衝撃から守るために「後ろ向き」で取り付ける必要があるのです。

 

 

「前向き」にできる時期はいつ?

 

後ろ向きで取り付けることで、赤ちゃんが受ける衝撃を軽減させてあげることができることは分かりましたが、いつまで後ろ向きで乗せなければならないのでしょうか?

 

ずっと後ろ向きのチャイルドシートでは、赤ちゃんは成長するにつれ足が伸ばせなくなり窮屈になってきますよね...。チャイルドシートを前向きに出来る時期の目安は体重が10kgを超えた頃、また月齢だと9ヶ月頃が目安になります。(EC適合品は13kg未満、1歳半頃まで)これは、赤ちゃんの骨格がしっかりとし、事故の衝撃にも耐えられるようになる時期のことです。赤ちゃんの成長には個人差がかなりあるので、腰がしっかり座って、一人座りができていることなども考慮して、前向きに装着する時期を見極めるようにしましょう。

 

 

メーカーによって多少違いがあるので、チャイルドシートに付いている説明書を確認するようにしましょう。前向きにする時期が多少遅くなっても、赤ちゃんが窮屈になったりしていなければ問題ありません。しかし、早くし過ぎると、せっかく赤ちゃんを衝撃から守る為に使っているチャイルドシートの意味が無くなってしまうので、注意が必要です。

 

 

まとめ

 

赤ちゃんの命を守るチャイルドシートの取り付け方には、ちゃんと意味があったのですね。前向きで、赤ちゃんにも景色を見せながらのドライブは楽しそうですが、まずは安全が第一です!

 

後ろ向きだと、赤ちゃんの顔が見えず運転中は不安になってしまうかもしれませんが、赤ちゃんは後ろ向きでも酔ったりしないので、安心して下さい。事故の衝撃に耐えられるように成長するまでは、必ず後ろ向きで乗せるようにしましょう。
赤ちゃんの体格に合ったものを正しく選んで、事故に遭ってしまった時にチャイルドシートがきちんと意味をなせるように、正しく使ってあげましょう!